学会ロゴ 第65回日本電気泳動学会総会
【終了しました】

  総 会 長: 平野 久
  会   期: 平成26年10月24日(金)〜 25日(土)
  会   場: 横浜情報文化センター
  参 加 費:  無料
  懇親会参加費: 6,000円

 第65回総会は終了しました。
 O'Farrell教授の平井賞受賞講演、公開シンポジウム、ランチョンセミナー、及びポスター発表に多数のご参加を頂きありがとうございました。

開催日程(PDF版)
ポスター発表演題

評議員による投票の結果、優秀ポスター賞受賞者は以下の4名に決定致しました。

  1. 井野洋子(横浜市立大学 先端医科学研究センター)
    『P-4 蛍光標識内部標準を用いた補正によるPro-Q Diamond染色リン酸化タンパク質二次元電気泳動スポットの比較定量解析手法の開発』
  2. 得津奏子(横浜市立大学 環境生命コース4年生)
    『P-8 ヒト26Sプロテアソームサブユニットのリン酸化修飾状態の解析』
  3. 御園生圭太(文京学院大学大学院 保健医療科学研究科)
    『P-15 対角線電気泳動法を用いた健常人尿中Tamm Horsfall protein解析』
  4. 野呂未来(北里大学理学部物理学科 生物物理学講座)
    『P-22 ラクトフェリンの加熱変性に伴う構造変化』

集合写真・スナップ写真
(会員および参加者限定)


 後  援: 国際タンパク質化学構造解析・プロテオミクス学会(IAPSAP)日本支部、GEヘルスケア・ジャパン(株)


問い合わせ先:
 〒236-0004 横浜市金沢区福浦3-9
 横浜市立大学先端医科学研究センター・プロテオーム解析センター内
  第65回日本電気泳動学会総会事務局 木村弥生
  E mail: 65th_meeting@jes1950.jp






 開 催 日 程


第1日目【10月24日(金)】
午前の部
 10:00-10:30 総会(正会員・準会員)
 10:30-10:50 写真撮影
 10:50-11:00 開会挨拶・学会賞授賞式
 11:00-11:45 国際学術賞平井賞受賞講演
 11:45-12:15 ランチョンセミナー

午後の部
 13:00-17:15 シンポジウム1「最新の電気泳動技術30の話題」Part I (S1-1〜S1-12)

第2日目【10月25日(土)】
午前の部
  9:00-10:30 ポスターセッション 発表・討論
 10:30-12:30 シンポジウム1「最新の電気泳動技術30の話題」Part II (S1-13〜S1-18)
 12:30-13:00 ランチョンセミナー

午後の部
 13:30-17:45 シンポジウム1「最新の電気泳動技術30の話題」Part III (S1-19〜S1-30)
 17:45    閉会挨拶 大石正道 日本電気泳動学会副会長
 13:30-16:10 シンポジウム2「電気泳動による臨床検査〜電気泳動で明らかにされる新症例」 (S2-1〜S2-7)
 16:10    閉会挨拶 近藤 格 日本電気泳動学会副会長


理事会:平成26年10月23日(木)15:00-16:30
      横浜市立大学先端医科学研究センター5階会議室
評議員会:平成26年10月24日(金)9:00-10:00
        横浜情報文化センター7階大会議室
懇親会:平成26年10月24日(金)17:15-
      横浜情報文化センター2階カフェドゥラプレス


 プ ロ グ ラ ム


日本電気泳動学会国際学術賞平井賞受賞講演
   Hirai Prize Award Lecture
     司会:平野 久(横浜市立大学先端医科学研究センター)

10月24日(金) <情文ホール(6,7F)>
11:00-11:45
   Development of two-dimensional gel electrophoresis and early steps
    in the evolution of electrophoresis methods.
    カリフォルニア大学サンフランシスコ校  Patrick H. O’Farrell


ランチョンセミナー

10月24日(金) <情文ホール(6,7F)>
11:45-12:15
   蛍光ウェスタンブロッティングのすゝめ
    GEヘルスケア・ジャパン(株) 大島典子

10月25日(土) <情文ホール(6,7F)>
12:30-13:00
   ウェスタンブロッティングから細胞局在解析へ
    GEヘルスケア・ジャパン(株) 大島典子


シンポジウム1「最新の電気泳動技術30の話題」
   セッションオーガナイザー:平野 久

10月24日(金) <情文ホール(6,7F)>

【新規担体を用いた電気泳動】座長:藤田 清貴 (群馬パース大学保健科学部)
13:00-13-20
 S1-1 超分子ヒドロゲルを支持体としたタンパク質電気泳動法の開発
     静岡大学創造科学技術大学院 山中 正道 
13:20-13:40
 S1-2 分子マトリックス電気泳動
     産業技術総合研究所 亀山 昭彦 

【非変性ゲル電気泳動】座長:島崎 洋次 (愛媛大学大学院理工学研究科)
13:40-14:00
 S1-3 非変性条件マイクロ二次元電気泳動と定量的LC-MS/MSの組み合わせによる細胞タンパク質の解析
     愛媛大学理学部 真鍋 敬
14:00-14:20
 S1-4 改変型CBBを用いた新規Clear Native電気泳動法
     鳥取大学大学院工学研究科 日野 智也

【アフィニティー電気泳動】座長:森山 隆則 (北海道大学大学院保健科学研究院)
14:20-14:40
 S1-5 Phos-tag電気泳動
     広島大学医歯薬保健学研究院 木下 英司
14:40-15:00
 S1-6 タンパク質結合型金属イオンのポリアクリルアミドゲル電気泳動によるマッピング
     埼玉大学大学院理工学研究科 齋藤 伸吾
15:00-15:20
 S1-7 アフィニティー分子マトリクス電気泳動
     産業技術総合研究所 松野 裕樹 

15:20-15:35 休憩

15:35-15:55
 S1-8 レクチンアフィニティークロマトグラフィー分析による糖タンパクの臨床応用
     東邦大学医学部泌尿器科 笠原 瑞希
15:55-16:15
 S1-9 アフィニティートラップポリアクリルアミドゲル電気泳動
     大阪大学蛋白質研究所 高尾 敏文
16:15-16:35
 S1-10 ホウ素化合物MPBA を用いた電気泳動法による糖タンパク質の分析
     北里大学理学部 大石 正道

【三次元デジタル電気泳動】座長:田中 経彦 (山口大学医学部保健学科)
16:35-16:55
 S1-11 三次元デジタル電気泳動法の開発
     大阪府立大学大学院工学研究科 末吉 健志

【自動電気泳動装置】座長:田中 経彦 (山口大学医学部保健学科)
16:55-17:15
 S1-12 全自動二次元電気泳動装置の開発と融合プロテオミクスへの応用
     熊本大学大学院生命科学研究部 荒木 令江


シンポジウム1「最新の電気泳動技術30の話題」2日目

10月25日(土) <情文ホール(6,7F)>

【難溶性タンパク質の電気泳動】座長:酒井 伸枝 (埼玉県立大学保健医療福祉学部)
10:30-10:50
 S1-13 粘液多糖類を含む単細胞生物Colpoda cucullus タンパク質のSDS とTween 80 を用いた
    二次元電気泳動法による解析
     高知大学理学部生物科学コース 十亀 陽一郎・松岡 達臣
【二次元電気泳動】座長:小寺 義男 (北里大学理学部)
10:50-11:10
 S1-14 蛍光二次元電気泳動法を用いたがんのバイオマーカー開発
     国立がん研究センター研究所 近藤 格
11:10-11:30
 S1-15 ラージゲルプロテオミクスを基盤とした神経細胞の軸索形成とガイダンスの解析
     奈良先端大学院大学 稲垣 直之
11:30-11:50
 S1-16 アガロースゲル二次元電気泳動の新技術
     北里大学理学部 大石 正道
11:50-12:10
 S1-17 液相等電点泳動を用いた二次元泳動法の活用
     香川大学農学部 杉山 康憲
12:10-12:30
 S1-18 二次元電気泳動画像解析ソフトcancerd2の開発
     京都工芸繊維大学工芸科学研究科 岸本 通雅

【ランチョンセミナー】
12:30-13:00
    ウェスタンブロッティングから細胞局在解析へ
     GEヘルスケア・ジャパン(株) 大島典子

【ゲル上のタンパク質の検出】座長:武川 睦寛 (東京大学医科学研究所)
13:30-13:50
 S1-19 インゲルキナーゼアッセイ法〜その後の進歩
     広島大学大学院総合科学研究科 石田 敦彦
13:50-14:10
 S1-20 タンパク質検出用蛍光分子プローブの創製とハイスループット検出法への展開
     産業技術総合研究所 鈴木 祥夫
14:10-14:30
 S1-21 自己抗体が認識する抗原タンパク質の検出法の開発
     北里大学医療衛生学部 佐藤 雄一

【キャピラリー電気泳動】座長:梶原 英之 (農業生物資源研究所)
14:30-14:50
 S1-22 プロテオーム時代の創薬に向けたplug-plug ACE法の利用
     東京大学大学院新領域創成科学研究科 齋藤 一樹
14:50-15:10
 S1-23 アフィニティープローブキャピラリー電気泳動による翻訳後修飾パターン分析
     福島医科大学医学部 志村 清仁
15:10-15:30
 S1-24 部分導入アフィニティーキャピラリー電気泳動による糖タンパク質糖鎖の高感度解析技術の開発
     近畿大学薬学部 鈴木 茂生

15:30-15:45 休憩

15:45-16:05
 S1-25 キャピラリー電気泳動を用いる濃縮―分離―分取法の開発とその応用
     埼玉大学大学院理工学部 齋藤 伸吾
16:05-16:25
 S1-26 アフィニティーリガンド内包ヒドロゲル部分充填キャピラリーを用いる電気泳動分析
     京都大学大学院工学研究科 大塚 浩二

【翻訳後修飾タンパク質の電気泳動】木村 弥生 (横浜市立大学先端医科学研究センター)
16:25-16:45
 S1-27 核移行糖転移酵素を用いた核内N-アセチルグルコサミン修飾タンパク質同定法の確立
     東京大学大学院新領域創成科学研究科 山本 一夫
16:45-17:05
 S1-28 タンパク質中のチオール基の酸化還元状態を可視化・定量するDNA マレイミドの開発
     東京工業大学資源化学研究所 原 怜
17:05-17:25
 S1-29 Cy3/Cy5マレイミド蛍光標識二次元電気泳動法によるタンパク質内フリーチオールレベルの比較定量解析
     横浜市立大学先端医科学研究センター 戸田 年総
17:25-17:45
 S1-30 全タンパク質の電気泳動度データベース Mobilitome
     理化学研究所 松山 晃久


シンポジウム2「電気泳動による臨床検査〜電気泳動で明らかにされる新症例」
   セッションオーガナイザー:中山 亜紀

10月25日(土)<大会議室(7F)>

13:30-13:35 挨拶 中山 亜紀(文京学院大学保健医療技術学部)

座長:曽川 一幸(麻布大学生命環境科学科部)
13:35-13:55
 S2-1 電気泳動法を用いる血液型依存性高ALP血症の確認
     埼玉県立大学保健医療福祉学部 松下 誠
13:55-14:15
 S2-2 LBA法を原理とするミュ―タスワコーi30測定AFPの偽低値の解析と患者特性について
     近畿大学医学部附属病院中央臨床検査部 井本 真由美
14:15-14:35
 S2-3 電気泳動検査が発見の端緒となった自己免疫性膵炎の診断基準
     信州大学附属病院 菅野 光俊

14:35-14:50 休憩

座長:久保田 亮(埼玉県立大学保健医療福祉学部)
14:50-15:10
 S2-4 LAP測定試薬との異常反応を呈した原発性マクログロブリン血症の解析例
     旭川医大病院臨床検査・輸血部 新関 紀康
15:10-15:30
 S2-5 電気泳動検査で見出されたmonoclonal IgEの分子性状解析
     信州大学医学部保健学科 亀子 文子

座長:木村 明佐子(文京学院大学保健医療技術学部)
15:30-15:50
 S2-6 電気泳動解析を生かした臨床検査診断
     青森県環境保健センター 佐藤 裕久
15:50-16:10
 S2-7 セア膜電気泳動法用いた尿タンパク解析で腎障害を診る
     文京学院大学保健医療技術学部 中山 亜紀


ポスターセッション(一般演題ポスター発表・討論)
10月25日(土) <ホワイエ(6F)>
 P-1 〜 P-22
9:00- 9:45 奇数番号の発表・討論
9:45-10:30 偶数番号の発表・討論

ポスター発表演題一覧(PDF)

優秀ポスター賞:
 一般演題の演者として優れたポスター発表を行った若手研究者 (38歳以下) に対し、優秀ポスター賞が授与されます。
 発表・討論終了後、受賞者を選出し、会場に受賞者名を掲示致します。
 賞状および副賞は、後日総会事務局より郵送されます。

 今回は、以下の4名が受賞者に選ばれました。

  1. 井野洋子(横浜市立大学 先端医科学研究センター)
    『P-4 蛍光標識内部標準を用いた補正によるPro-Q Diamond染色リン酸化タンパク質二次元電気泳動スポットの比較定量解析手法の開発』
  2. 得津奏子(横浜市立大学 先端医科学研究センター)
    『P-8 ヒト26Sプロテアソームサブユニットのリン酸化修飾状態の解析』
  3. 御園生圭太(文京学院大学大学院 保健医療科学研究科)
    『P-15 対角線電気泳動法を用いた健常人尿中Tamm Horsfall protein解析』
  4. 野呂未来(北里大学理学部物理学科 生物物理学講座)
    『P-22 ラクトフェリンの加熱変性に伴う構造変化』